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▲記事の内容
キーワード選定の重要性とは
ブログ開始当初の僕は、キーワード選定の重要性を全く理解していませんでした。
そのため、なかなかアクセス数が上がりませんでした。
当然ですよね。
キーワードを意識していないということはGoogleで上位表示される可能性がほぼゼロなわけなので。
そんなキーワード選定がなぜ大切なのかというと、今言った通り……Googleで上位表示を狙うためです。
どれだけ良質でボリュームのある記事を書いたとしても、キーワード選定がしっかりなされていなければ……読まれません。
ブログ運営者は、みんな上位表示を狙ってキーワード選定など完璧にしています。
そこに食い込もうとするわけなので、そりゃ大切ですよね。
もちろん、TwitterやPinterestなどを活用すれば読んでもらうことはできますが、ブログをやる以上、最低限のSEO対策は必須です。
だからこそ、しっかりとキーワード選定をする必要があるんです。
ここからは、キーワード選定の方法を4ステップに分けてご紹介していきます。
キーワード選定の方法4ステップ
ここからは、キーワード選定の方法を4ステップに分けてご紹介します。
この4ステップが全てではないですが、とりあえずこのステップを意識すれば間違いないです。
ステップ1:狙うべきキーワードをザッと考える
まずは、狙いたいキーワードをザッと考えましょう。
なんとなく頭に思い浮かんだキーワードでも何でもいいです。
まずはとにかく片っ端から書き出しましょう。
そして、そのキーワードに沿ってどんな記事の内容にするかを考えるんです。
例えば、このブログは競馬をメインにしているため、競馬に関する記事を書くことは決まっています。
ただ、競馬に関するどんなことを書くかまでは決まっていません。
だからこそ、思い付くキーワードを片っ端から考えるんです。
- 競馬 宝くじ
- 競馬 当て方
- 馬券 買い方
- 競走馬 なぜ走る?
など、何でもいいです。
SEOのことなんて何も気にしなくていいので、まずはとにかく思いつくままに書き出しましょう。
そんな方は、ラッコキーワードを活用しましょう。
例えば、ラッコキーワードに競馬と入力して検索します。
すると……
こんな感じでキーワード候補がズラリ。
ここに表示されたキーワード候補を書き出しましょう。
そして、試しにそのキーワードでググってみてください。
何かしらの記事が出てくるはずです。
例えば、「競馬 宝くじ」でググってみるとこんな感じ。
それはいいとして、どういう記事が上位に来ているのかをチェックして下さい。
- 個人のブログなのか?
- それとも大手メディアのサイトなのか?
色々なパターンがあります。
ドメインパワーが高そうな大手メディアのサイトやブログが上位を占めている場合は、その間に割り込むのは困難です。
逆にそうでない場合は上位を狙えるので、とりあえずざっと挙げたキーワードでググって確認するのもマストです。
ステップ2:ザッと挙げたキーワードを絞り込む
思いつくままにorラッコキーワードを使ってザッ挙げたキーワードたちを、ステップ2で絞り込みます。
具体的には、挙げたキーワードをキーワードプランナーを使ってボリューム&競合性を調べるんです。
ボリュームを調べないと、検索上位を取れる確率や、検索流入の多さなどが分からないからです。
例えば、ボリュームが「10」と「500」では全く違います。
10は検索する人が少ない=上位を取れても検索流入は見込めません。
逆に500は検索する人がそこそこいるので、検索上位を取れればそれなりの検索流入が見込めます。
ただ、仮に10だとしても、上位を取れればドメインパワーの向上に繋がるため、まずは検索ボリュームの少ないキーワードで記事を書いてみるのもアリです。
合わせて、競合性も見ましょう。
競合性が「高」場合はライバルが多い、「低」はライバルが少ないことを表します。
そんな感じで、まずはキーワードのボリューム&競合性をチェックしましょう。
ステップ3:洗い出したキーワードをマトリョーシカにする
ステップ2の行程を終えたら、そのキーワードマトリョーシカの形にしましょう。
入れ子構造というやつですね。
どういうことか、簡単な図で説明します。
雑な図で申し訳ないのですが、こんな感じです。
「競馬 クレジットカード」というそこそこ検索ボリュームのあるキーワードに関連する、ボリュームの小さい3つのキーワードをこんな感じで並べましょう。
880というのはあくまで例えですが、基本的にはボリュームが1000を超えるような記事は、単体で検索上位を狙うのは困難です。
だからこそ、マトリョーシカが大切なんです。
ステップ4:マトリョーシカにしたキーワードを元に記事を書く
ここまでのステップを終えたのなら、あとは実際に記事を書くだけです。
基本的にはマトリョーシカ戦略を意識しましょう。
先ほどお伝えした通り、検索ボリュームの多い記事は単体で検索上位を取るのは難しいので、関連する記事をたくさん書くんです。
SEO的にもバッチリですし、検索ボリュームが多い記事を読んでもらえる可能性も高まります。
ちなみに、記事を書く際の基本ですが、ググって上位表示された10記事(とりあえず5記事でも)を徹底的に参考にしましょう。
なぜなら、その上位表示されている記事に割って入ろうとしてるわけなので。
それらの記事以上に良質でボリュームのある記事を書かなければ、上位表示を狙えませんからね。
オリジナリティを加えながら、パクリすぎないように意識して書きましょう。
キーワードのオススメの選び方
ここまで4ステップをご紹介しましたが、個人的におすすめのキーワード選定方法があるので、ご紹介していきます。
ペルソナの悩みや望んでいるものを考える
あなたのブログのジャンルはなんですか?
- 恋愛?
- 金融?
- 転職?
色々あるはずです。
どんなジャンルでもかまいませんが、ブログの記事は読者の悩みや問題を解決ことがメインです。
だからこそ、あなたのブログで解決できるペルソナの悩みや問題を徹底的に考えましょう。
とはいえ、僕の競馬ブログの記事は、特にペルソナの悩みや問題を解決する内容にはなっていません。
なぜなら、僕が伝えたいことを書いているから。
ただ、ブログの基本としてそれはダメなんです。
僕が別で運営している恋愛のブログでは、きちんと恋愛に悩んでいる肩等の悩みは問題を解決するために記事を書いています。
- 職場恋愛を成功させるには?
- デートの誘いをOKしてもらうには?
- 素っ気ない彼女に対する対策
など、様々です。
過去の自分が悩んでいたことも含めて、読者の悩みに徹底的に寄り添っています。
これがめちゃくちゃ大切なんです。
どれだけ優れたキーワードを発見したとしても、そのキーワードで書いた記事が読まれるとは限りませんし、読者は何を問題を解決することに繋がるわけでもありません。
だったら、良質なキーワード+読者の悩みや問題を解決する記事を書くことができれば、最高ですよね。
だからこそ、キーワードを探す際はペルソナ設定をしっかりする&そのペルソナが悩んでいそうなことを徹底的に考えましょう。
ちなみに、「恋愛依存 女性10中」のような、検索ボリュームが少ない&強豪がそこそこいるような微妙なキーワードだとしても、あなたが書きたいのなら書きましょう。
少なくともこのキーワードで悩みを抱えている方がいるわけですし、SEO的には微妙でも、書く価値はあります。
確かに、検索ボリューム的に考えて、このキーワードで上位を取れてもアクセス数は伸びません。
書く労力を考えれば、割に合わないかもしれません。
だとしても、記事を読んでもらう方法はSEOだけではありません。
Pinterestを活用すれば、確実に読んでもらえる確率が上がります。
例えアクセス数が少ないとしても、たった一人でもあなたが書いた記事で悩みは問題を解決できたのなら、あなたが書いた記事に存在意義が生まれます。
読者に何かを伝えることができたのなら、それで十分じゃないですか。
これってめちゃくちゃすごいことですからね。
確かに、SEOで上位を取ってアクセスを集めている記事はすごいです。
でも、たった一人だとしても、誰かの悩みや問題を解決できただけで十分すごいんですよ。
Pinterestを活用すれば読んでもらえますし、例え微妙なキーワードだとしても思い切って書きましょう。
ペルソナの悩みに徹底的に寄り添って、その結果として良質なキーワードを見つけて記事を書いて上位を取れれば最高ですが、それだけが全てではないんです。
成功してるブログから拾う
ドメインパワーが高い&PV数が多い成功しているブログって色々ありますよね。
そんなブログを徹底的に参考にしましょう。
ただ、この際に参考にするブログは、あなたと同じジャンルでなければダメです。
競馬のブログを運営している人が、転職のブログを見ても、キーワードは参考になりませんよね。
例えば、僕は恋愛に関するブログも運営しているので、恋愛系のブログを参考にしています。
このように成功しているブログがキーワード選定を徹底的に行っているため、そのブログからキーワードを拾ってしまえば手っ取り早いです。
例えば、この記事のキーワードは「キーワード選定 やり方」ですが、これはとあるブログを参考にしました。
わざわざゼロからキーワード選定なんてしなくても、自分と同じジャンルで成功しているブログの記事のタイトルから拾ってくれば楽じゃないですか?
もちろん、念のためそのキーワードのボリュームや競合などを調べる必要はありますが、ゼロからキーワードを探すよりは遥かに楽です。
例えば、拾ってきたキーワードのボリュームが1000を超えていたとします。
1000を超えているようなキーワードで書いた記事は、その記事単体では上位表示させることが難しいです。
そのため、1000以下の付随するキーワードを探して、関連する記事を書く必要があります。
先ほどご紹介したマトリョーシカ戦略ですね。
だからこそ、拾ってきた記事のボリューム数を把握する必要があります。
キーワードを拾えるだけでなく、成功しているブログを徹底的に参考にして真似るのは基本ですし、是非実践してみてください。
ただし、拾ってきたキーワードを使って参考にしたブログの記事をそのまま書くのはNGです。
そんなことをしても上位が取れないどころか、逆効果になります。
あくまでキーワードを拾うor参考にするだけにしましょう。
実際に記事を書く時は、そのキーワードでググって表示された上位10記事を参考にして書くことを忘れないようにしてくださいね。
どうしても良いキーワードが見つからない場合
書きたい記事の内容があるのに、どうしてもその記事に合うキーワードが見つからない時があります。
そういう時はどうすればいいと思いますか?
いやいや、それではもったいないです。
どうしてもその記事に合う良いキーワードが見つからない場合、気にせずにとことん書きましょう。
確かに良いキーワードが見つからなければ、Googleで上位表示させることは不可能です。
そうなれば、読んでもらえる確率も下がります。
ただ、読んでもらう方法はGoogle検索だけではありません。
先ほどお伝えした通り、TwitterやPinterestを活用して読んでもらいましょう。
特にPinterestはマストです。
僕自身もPinterestをめちゃくちゃ活用していて、運用しているアカウントの数は25を超えました。
まだまだ伸ばし中のアカウントも多いですが、Pinterest経由で毎月5万PVほど流れてきます。
SEO的には微妙な記事も、Pinterestからはガンガン流れてくるんですよね。
もちろん、Pinterestのアカウントやボードを育てる必要はありますが、コツコツ継続すれば誰でもブログに活かせます。
とはいえ、伸びるまでには多少なりとも時間がかかるため、すぐに閲覧者数を上げたい人は僕が拡散に協力するので、気になる方はどうぞ。
ブログの記事というのは「読んでもらわなければ意味がない」という部分はありますが、自己満足で書いたって何の問題もありません。
どうしてもあなたが書きたいことがあるのなら、キーワードのことなんて意識せずに書きましょう。
ブログを開始した当初の僕だって、書きたいことを好き放題書いていました。
それでもドメインパワーは半年で30を超えたんです。
上がったドメインパワーはあとから活かすことができますし、キーワードが見つからない=書くことを諦めるのは止めましょう。
キーワード選定&記事を書き終えたあとにやること
キーワード選定を終えて、記事を書き終えて終わりではありません。
そのキーワード選定で上位を取れているのかを確かめる必要があります。
いわゆる答え合わせですね。
答え合わせの方法はSEO検索順位チェックツールの活用です。
このツールを活用すれば、あなたがキーワード選定をして狙って書いた記事が何位なのかを確認できます。
基本的には、記事を公開してから正確な順位が確定するまで2〜3ヶ月ほど必要です。
そのため、2〜3ヶ月経過したら、検索順位チェックツールを使って順位を確認しましょう。
ちなみに、オススメの検索順位チェックツールは「検索順位チェックツールGRC」です。
※このブログでも使ってます
自分の書いた記事の順位を確認したあとは、順位によってやるべきことが違います。
順番に解説しますね。
10位以内
検索した時にトップページに出るのが10位以内です。
10位圏外になれば、2ページ目に表示される=読んでもらえる確率が格段に下がります。
そのため、最低限狙うべきは10位以内なのですが、10位以内に入っている記事はとりあえず合格です。
さらに、10位以内ならさらに上位を狙うことができます。
例えば、検索順位チェックツールGRCを使って順位を調べた結果、9位だったとします。
十分素晴らしい順位ですが、まだまだ上位を狙えるポテンシャルがあるんです。
さらに上位を狙うためには
- 被リンク数
- ドメインパワー
- 記事の質&文字数
- タイトルの見直し
- メタディスクリプションの見直し
など、やるべきことがあります。
ドメインパワーは簡単には上がらないので、短期的にどうこうすることはできませんが、他は今すぐ改善しましょう。
さらにボリュームを増すために加筆したり、タイトルを見直したりするだけで変わります。
意識してみましょう。
30位以内
30以内ということは、3ページまでに表示されているということです。
トップページに表示されていないという点から考えれば、完璧とは言えません。
ただ、頑張り次第でトップページにいくことができます。
先ほどお伝えしたように、加筆したり、タイトルを変えたり……。
Pinterestなど活用して被リンクを集めるのもオススメです。
ドメインパワーは簡単には上がりませんが、自分で被リンクを集めることで多少なりとも上がります。
ドメインパワーが上がれば、上位表示される確率もかなり上がるので、コツコツ頑張りましょう。
ちなみに、あなたが書いた記事のキーワードのボリュームが1000を超える場合……その記事一本ではトップページにいくのは困難です。
なぜなら、ライバルが多いから。
検索ボリュームが多い記事はライバルが多い&強いんです。
そのため、先ほどご紹介したマトリョーシカを意識して、そのキーワードに関連するボリューム数の少ないキーワードで記事を書きましょう。
例えば
- 職場恋愛 きっかけ 1900低
こちらのキーワードは検索ボリュームが1900、競合が低です。
ただ、この記事一本で上位を狙うのは厳しいので
- 職場恋愛 嫉妬 男110低
- 職場恋愛 嫉妬 片思い70低
- 職場恋愛 嫉妬 疲れ90低
などの記事を書いて内部リンクを貼るんです。
内部リンクから上手く流すことを意識しましょう。
関連記事を書いて上手く内部リンクを貼れば、読んでもらえる確率は格段に上がります。
一人じゃ無理でも、大勢ならイケる。
50位圏外
50位にも入っていない記事は、明らかに何かが足りません。
何かというか、足りないものが色々あります。
だからこそ、その記事をリライトしても上位表示は厳しいでしょう。
もちろん、絶対に無理とは言いません。
ただ、選んだキーワードと記事の内容にズレが生じている可能性があります。
そのため、リライトするより、もう一度同じキーワードでゼロから記事を書いた方が手っ取り早いです。
書き直す前に、書いた記事と上位表示されている記事をきちんと見比べ、「何が足りなかったのか?」をしっかりと把握しましょう。
そうしないと、二の舞を演じることになりかねません。
そして、もう一度改めてキーワード選定&ペルソナ設定をしっかりとする&上位表示されている記事を意識しながら、ボリューム&オリジナリティ&質を意識しましょう。
そうすれば、次こそは……。
最後に:キーワード選定に命をかけよ
キーワード選定によって、あなたの記事が上位表示できるかどうかが大きく左右されます。
そのため、まずはキーワード選定に命をかけましょう。
とりあえず、今回ご紹介した4ステップを意識すれば問題なしです。
そして、仮にキーワードが微妙だとしても、書きたいことがあるのなら書きましょう。
記事を読んでもらう方法はSEOだけではありません。
Pinterestを活用すれば、読んでもらえる確率は爆上がりします。
キーワード選定に命をかけつつ、微妙なキーワードしか見つからない場合はPinterestを活かしながら記事にアクセスを集める努力をしましょう!!